「抑(そもそも)」最初、発端の意味
「ソモソモ」フィジー諸島タベウニ島、北西岸の村
フィジー諸島の事は詳しくは知らないので
今回はそもそもの話
そもそもボルダリングはクライミング(よじ登る)の1つスタイルで
岩壁を登るのではなく
巨岩を意味する”ボルダー”を登る事から
ボルダリングと呼ばれるようになったスポーツです。
その歴史を知って欲しいということもあり
今1度ここで振り返ってみたいと思います。
店主自前の写真とボルダリングの歴史をすり合わせた
プレスファクトリージョークとして簡単に。
自前の写真を使用してるので途中登場人物の辻褄が合いませんが
どうぞ宜しくお願いします。
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「ボルダリングの歴史」
主な登場人物
1960年代のクライマーA
1960年代のクライマーB
1960年代ごろ
クライマーA「いやぁこの岩壁のあの場所、突破するの辛いわぁ。もっとトレーニングとかして挑まなあかんわぁ」
クライマーB「せやな、我々ヨセミテのクライマーは1940年代から600mから1000m近くの岩壁を何日もかけ登り、そして1940年から20年経った今、より道具に頼らず、より困難なラインを登ろうとするから単純に能力不足を感じるよな。」
クライマーA「お、おう。。。もっとさトレーニングして挑みたいんよな。クライマーの限界突破のためにさ。そこで思たんやけど、あそこにボルダー(巨岩)あるやん?あれ登ってクライミングの練習せん?岩壁に比べれば短いラインになるけどトレーニングになるやろ。」
クライマーB「せやな、正解。そんな流れや」
クライマーA「正解?」
クライマーA「いやぁ近くで見るとデカイなぁ。かといってボルダーに穴開けてハンガーとか打ってたらレンジャーに怒られそうだし。ここ国立公園だからね。それに最近は岩を傷つけないクライミングが主流だからなー。」
クライマーB「せやな、21世紀にもなれば持ち運び可能なボルダリングパッドが開発されるやろうけど今は1960年代やからな、岩の上に支点を作りロープを張ってトップロープというスタイルで登ろう。それで慣れてきたらロープもやめてお前ん家のマットレス、あれめっちゃ弾力あったからそれを敷いて登ろうぜ。」
クライマーA「え、無理やて、ところで21世紀って何なん?」
A「んーここら辺からスタートして手がかりになりそうな部分をたどると右の方に登ってく感じかなぁ」
B「せやな、赤い矢印のようなラインになるな」
A「赤?矢印?」
B「スタートして、左手ムラサキ右手は水色あたりを、足上げて左手オレンジに送って、、、、でもって青までいったらピンクを足で使いつつ、、、」
A「みなまで言うな、そういうの考えるのもクライミングの楽しさだから。ちなみにムラサキとか水色とか言ってますけど、なに?ちょ待って、そもそも誰に語ってるの?」
A「取り敢えず登るけども、、、
あかーん!ここから手がかりないから無理ゲー!やめよやめよ、このラインは無理。」
B「せやな、1960年代の我々の登りはスタティック(静的)な動き。保持してジワリジワリ登り、足もしっかり踏んで。じわりじわり。しかしな1970年代になるとクライマーは進化しダイナミック(動的)な動きができるようになるんや。この写真で言うと今、左手黄色、右手水色やろ、そこから飛んで緑色の所を掴みに行くんや。足が切れてブラーンってなるけど耐えてまた足を置き直すんやで。」
A「ちょっと何言ってるか、わかんないです」
B「ふーっ。じゃやって見せるから。こうやるんやで。ここでカメラアングルと服が変わるけど気にせんといてな。」
A「オマイガー」
B「まぁまだ1960年代には早い動きや。この岩のこのラインは1978年にジョン・バーカーとロン・コークというクライマー2人の2ヶ月に渡る初登(そのラインを人が初めて登る事)争いの末、ロン・コークが登り ”ミッドナイトライトニング” とした。クライミングでは初めて登った人がそのラインの名前など決めれるや。そして2021年の今でも世界一有名な課題として語り継がれ世界中のクライマーの憧れの課題となってるんやで。」
A「2021年が今とか言っちゃった。未来が見えるんだね、あなたは」
クライマーC「え?なになにロープ使わず巨岩登るのやってるって?そこでキャンプしながら見てたんだけど面白そうだし登らせてよー!」
クライマーD「アタイも登るわよ」
クライマーE「オイラも混ぜてくれよー」
クライマーFとかGとかHとか
「これ只の遊びや練習として始めたけど面白い!!使用する道具もシューズと滑り止めの粉だけで良いし、めっちゃ手軽に始めれるやん!世界中の皆に広めよ!」
B「これがのちにボルダリングと呼ばる。更に練習したい意識の高いクライマーは自宅のガレージなどに壁を作りトレーニングしだした。クライミング人口が増えガレージなどから更に進化し商業施設化され、1980年代後半になるとボルダリングはアウトドアからインドアに移り変わっていく。その手軽さと屋内施設ということで天候に関係なく登れ、難易度も様々に設定でき、その公平性とゲーム性から競技として発展し2021年の東京オリンピックから正式種目になるんや。」
A「ん?トーキョー?今、1960年代なんだから1964年の東京オリンピックの話題じゃなくて?2021年のトーキョー?あれ??オリンピックって4年ごとの開催なんだから2021年っておかしくない?2020年じゃないの?なんで何で?」
B「確かに東京オリンピックは2020年に開催予定だった。しかし2019年に発生した新型コロナウイルスの影響で、、、、、、、、
おしまい
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いかがだったでしょうか
ボルダリングの歴史
省略した物事や
登場した岩の関係で
ん?”おかしい”部分もありますが
そこはジョーク
“可笑しい”で流してくれると幸いです。
その他のクライミングの歴史もドラマがあり面白いですが
また次の機会に。