1つの考え方として

長文並びに
この文を仕上げるのに時間を有した為
今更感はありますが

避けたくない事柄

失礼いたします。

多少個人的思想もありますので
ご了承ください。

 

 

 

 

 

さてGW中に開催された某ボルダーイベントにて
SNS上に主催者、開拓者側からの意見が波紋を呼び、ざわついておりましたが

その事について思うことを。。。

 

 

ちなみにこの件に関しては開拓者は蟠りなく
今後宜しくお願いしますという事で収まり
完結済み。

 

 

しかしながら己の職業はなんじゃい?

 

そう宮崎でクライミングジムをしている身として、しれっとしとくわけもいかず
しとくべきでもない。
というかすでに行動に起こしてしまったので
そこら辺もウチらしく柔らかに書いて行けたらと思います。

 

 

 

全然知らない方の為に
ざっくり書くと

 

この日の為に地元の方達と協力し
イベントを開催したけど県内のジムや団体は何も協力してくれない
イベント当日も参加せずに別エリアで遊んでる人がいた。

クライミング界ってそんなもんなん?って感じです。

 

 

日之影ボルダーの開拓の代表は熊本の方で
15年前から日之影の岩場に入りボルダリングという言葉がまだまだ一部の人にしか知られていない時から
地元の方達と交流を深め土地を利用させてもらい
1年に1回はお披露目イベントを開き地元にも宮崎、九州のクライミング界にも貢献されている方です。
その積み重ねにより今、我々が日之影にてボルダリングを楽しめるということでもあります。

もちろん熊本人ということで肥後モッコス。まぁ多少のね頑固さもありますが。

 

SNSに今回のご意見が書かれ
いろんな方向からの見方があるかと思います。
そしていろんな憶測も行き交ってるのではないかと。

んでそんな憶測だけでは物足りないのと
宮崎のジムオーナ並び団体関係者の中で
話に行けるのは。。。。俺ぐらいかと思い
イベント次の週の日曜日に開拓者がいるだろうと踏んで日之影に行き
偶然にも本当にお会いでき話をしてきました。

 

言っときますがここ数年この方とは、わだかまりもあり
なんなら一番会いに行きづらい状況でもあったんですよー。。。

 

私情は置いといて「宮崎」「ローカル」等並べられて
話を聞かずにはいられませんので。
会話の内容等は控えますが

 

宮崎の岩場を宮崎のローカルや
ジムが盛り上げずに今後誰が支えていくものなのか
日之影の、宮崎のクライミング界に対する熱い思いを感じました。
参加=参加料なのでお金の問題と捉えた方もいるかと思いますが
その考えは浅はか。浅はかすぎる。

 

ではその熱い思いになぜ応えることができなかったのか

協賛や支援については宮崎のジムや団体は
「遠慮」のこれに当てはまるのではないかと思います。
昔から良くも悪くもワンマンで開拓をしてきてる所に入って行きづらい。

多分そうなはず。

 

しかし開拓者の話を聞けばイベントに参加し顔を見せることだけでも
充分な支援や協力になるんだなと感じる内容でした。
確かに今回のイベントに宮崎県のジムオーナーなどは

店主を含め誰か参加した?

県内だけでも数カ所のジムがあり
各々のコミュニティで考えや思想なんかは

違うもの。

 

イベント参加せんでも別の日に登ればタダだとか
ただの金集めだとか言ってる方もいました。
まぁ奥深くには嫉妬や妬みも含まれてんなぁぐらいでしたけど。
それが昔からクライミングやってる方だったりすると
影響力もありますし、そういう方の周りでクライミングをしてれば
同じような思考人が集まるコミュニティーになるかと。

 

イベントの時にしか感謝の気持ちを形として表せないから
できるだけイベントは参加してと
以前ウチのBLOGにも書きましたが
今回は見事にブーメランでした。。。。

SNSでの「#感謝」なんてタグじゃ、なんの意味もないんじゃぁぁぁ

 

クライミングは重力に逆らう
重力に逆らうという行為は
大きな力に逆らうカウンターカルチャーの象徴で自由の象徴でもある。

さてこの自由という言葉
英語ではfreedomとLiberty
と2つの言葉がある

ここを勘違いしてると
ただの勝手な妄想となる世の中

 

岩を登ってる瞬間
波に乗ってる瞬間
バイクで風になった瞬間
その一瞬一瞬はfreedom

他の誰にも感じ得られないフリーダム

 

しかしこの
岩を登れる環境
波に乗れる環境
風になれる環境はLiberty

何らか犠牲やルールが存在し

開拓者、地主、法律と
それらルールの中での自由

 

もっと分かりやすく言えば

何らかのお店に行って
お金払ってるからと言ってfreedomにはならない

モラルやマナー

何かしら制限の掛かったLiberty

 

その環境をお金を払って利用させてもらう
その気遣いがあって
その気遣いにお店も応えて
どちらかの主張が大き過ぎても小さ過ぎてもダメでバランスが大事。

 

しかし今回は
岩も波も風も
お金が発生しない

発生しないからこそ

難しい問題。。。

 

 

 

 

 

あぁみんなが納得できる結論はでないまま終わってしまいそう。
あとはそれぞれが考え思う様に行動をするしかない。
クライミングのコミュニティに入ったのなら
そう言う事も考えれる人であってほしい。

このまま競技人口だけ増え
クライマーが減り
混沌としたコミュニティになるのなら

 

やっぱ頑固親父って必要だよなぁ

 

それは特にジムオーナーの大事な役目なんではないかと思う。
もしかすると今回の一連のながれも早くも警鐘を鳴らした事柄なのかもしれない。

 

 

さて

この文を書きながら思った事があり
我々が求めるフリーダムなんていうものは
一瞬という点でしかなく
その点と点が繋がり線になると
存在できないものでは無いか。

それはそれで少し寂しい気もするが

 

それでも

 

その一瞬を求めてクライマーは今日も岩を登る

自由を求めて自由の中登る

最近の記事

PAGE TOP