TAカンテ 比叡山

「いや絶対寒いって」

 

 

 

時に人は周りの意見に聞く耳を持たず
突っ走りたくなるものである。

 

結果がどうであれ
自分でも止められないほど
ワクワクする方へ。。。。

 

 

12月19日の天気予報を見ながら
確信した。

「いや絶対寒いって」

 

 

 

その日ジムは休み
カナマルさんとヒラオカさんと3人で比叡山へマルチ(ピッチクライミング)へ

 

「ボルダリングにはベストなコンディションだね」
なんて向かう車内で話しながら宮崎の某トンネルビューを前に
最後の希望であった太陽さえ今日は味方してくれない事を知る。

 

 

 

12月19日天候曇り 時に強風。。。

ボルダリングにはベストでもなぜマルチではバッドコンディションなのか
それは単純に登る長さとその分のビレイの時間
それを吹きっさらしの岩肌で行うという事を理解していただければ分かるかと。

寒さ+ビビりから
元々予定していたルートを諦め
「とりあえず今日は簡単なのサクッと登って時間が余ったらその時考えよう」

なんて呑気に大した下調べもせず
比叡山1峰南面にあるルート
初級者向けと言われる”TAカンテ”を登ることに。

3人とも登ったことのないルートであったし
初級者向けならば今後マルチに興味を持った人を連れてきやすくなるよねなんて思いながら。。。

ちなみに3人ともマルチに関しては決してベテランとは言えない経験値しか持ち合わせてはいない。

 

 

 

登山口駐車場で必要そうなギアを用意し
5月にたまたま取り付きだけ見に行ったことある店主の記憶を頼りに山へ入っていく

5月にきた時は偶然にも自衛隊の山岳救助訓練の日で
多くの隊員がいて訓練の声などで騒がしかったが
この日は”しん”としていて落ち葉を踏みしめる音がはっきりと聞こえる。

 

急斜面を歩くこと10分弱
TAカンテの取り付きにたどり着いた。

さぁあとは登るだけだ。

 

 

 

噂で、階段みたいなルートだからなんて聞いていたけど
ちゃんとクライミングさせられたし

寒さと高度感

行き当たりばったりで登り続けたので
持ち合わせた50mロープギリギリのピッチもあったり

それが逆に冒険色を増す結果に。

 

1ピッチ目の気持ちの悪いとこら辺 急にボルトの数減る

 

とりあえず登ってけばなんとかなる精神

 

 

最初は登りながら途中で写真撮ったり余裕を見せるも
寒いは鼻水でるはレンズキャップ落下させるはで担いでたカメラはしまう。

 

まぁ寒さに耐え、たまに出る太陽の温かさに感謝し
なんだかんだで登りきって
目にした絶景に再びカメラを取り出すが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうやらカメラをしまった時に
電源入れっぱだったらしく。。。

 

 

 

 

 

 

それでも

どうにか撮りたい一心で

電源オン

電池切れ表示される前に

シャッターボタン連打

 

 

 

 

 

 

 

 

かろうじて撮れたのが

こちら

 

 

うん、伝わらない

 

 

 

 

店主メモ

TAカンテは階段ではない
2ピッチ目からボルトの間隔が遠くなる
カメラは電源切ってしまう
レンズキャップ買う

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